第22章 「可惜夜に眠る 中編**」
先生の指が、ふと止まった。
体の奥を掻き回していた熱が、急にどこかへ行ってしまったみたいで。
その落差に、思わず声が詰まる。
(もう少しで……イきそうだったのに……)
置いていかれたみたいな感覚に、じわっと視界が滲んだ。
「は、こっちの方がすきでしょ?」
耳元にそう落とされたと同時に――
「っ……あ、ああっ……!!」
先生のものが、一気に押し込まれた。
「はっ、ぁ……っ、せん、せい……っ」
指では届かなかった奥まで、一瞬で満たされる。
(……はいって、きちゃった……)
内側が限界まで押し広げられる感覚に、思わず腰が逃げた。
でも、腕も腰も掴まれて、動けない。
お腹の底からくる強い圧迫感に、浅く、小さく呼吸を繰り返すしかなかった。
「や……っ、せんせ、っ……」
訴えかける声は、また先生の唇に飲まれていく。
ただ先生に組み敷かれて、奥を何度も何度も突き上げられる。
「……ひっ、そこ、だめ……っ!」
一番敏感なところを的確に擦られるたび、頭の中がチカチカと白く飛んでいく。
「……ダメじゃないでしょ。感じてるなら、声出してよ」
耳を掠める先生の声は、ひどく意地悪で。
なのに、触れてくる手や重なる体温は、おかしくなりそうなほど熱くて心地いい。
「ほら、僕のすごい締め付けてくる」
「や、っ……あ、っ……あああっ……!」
下から激しく打ち付けられるたび、そこにしか意識が向けられなくなる。
(……っ、だめ、あたま……とぶ……っ)
どうしようもなく波打つ快感が、次から次へと押し寄せてきて。