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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第13章 「咲いて、散って、また咲いて**」


「昨日の……めちゃくちゃ可愛かった」

「……なっ」

 

耳の奥が熱くなる。
恥ずかしさで顔を伏せたまま、何も言えなくなる。

 

「……怖くなかった?」

 

問いかけられたその言葉に、
わたしは小さく、けれどはっきりと
首を横に振った。


先生の瞳が、すっと細められる。
にやりと、いたずらっぽく笑って。

 

「じゃあ……次は、もう少し中まで進もっか」

「~~~っ、あっ、朝から何言い出すんですかっ」

 

思わず声が裏返った。
あわてて距離を取ろうとしたそのとき――


お腹のあたりに、何か硬いものが当たった。

 
(……ん?)

 
目を見開いたわたしに、先生は心底楽しそうに笑いながら、けろっと言った。



「……昨日の、思い出したら――硬くなっちゃった」

「~~~っっ!!?」

 

反射的に先生の胸を手で押しのけ、
のけぞるように身を反らす。

 

「せ、先生の、バカ……っ!変態……!!」

「うん、限定の変態だからね、僕」

 

恥ずかしいことを平然と言う。



「……仕方ないじゃん。が可愛いのが悪いんだし」



そう言って、先生は背中に回した手を緩めない。
むしろ、さらに抱きしめる力が強くなった気さえした。

 

「……っ、やめ……っ、当てないで……っ」

 

わたしが真っ赤な顔で抗議しても、
先生の表情はどこまでも余裕に満ちている。



「当ててんの。早く慣れてもらおうと思って」

「そ、そういうの……っ、べ、別に慣れなくていいですから……っ!」

 
(……もう、また面白がってる……!)


そう思った次の瞬間――
先生の手が、浴衣の裾に触れたかと思うと、
するりと中へ滑り込んできた。

 

「ひゃっ……!? ちょ、ちょっと……!」

 

太ももを撫でるように這う指先。
その感触に、思わず身体がびくんと跳ねる。

 

「……ほら、だって反応してる」

 

意地悪そうに囁きながら、先生の指がまたそっと動く。



「……ちょ、ちょっと離れてください……誰か来たら……っ」

「んー、じゃあ、来る前に――いっぱい可愛い声、出そうか?」

「っ……や、だめ……っ」



わたしの抵抗より早く、指先が内ももをなぞるように動いた。
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