• テキストサイズ

You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第8章 副隊長、別れてください


「で?僕に抱かれたいんやったら、凉にやったようにはせぇへんけど、どうする?」


は?なに言ってんの?

腕を掴んで引き寄せて、やめてと懇願する。


「まぁ、指1本でも僕に触れたら、その時点で亜白隊長に報告するけどな。」


私に言ったことをすぐに報告して処分してもらうと言っている。

もう何もしないなら全てなかったことにすると睨んだ。


もう大丈夫だと思い、彼の腕から手を離し机に手をついたら滑って驚いた。


「っ!…大丈夫か?」


「えへへ、大丈夫〜。」


恥ずかしい…自分の愛液で滑ってガタッと机に肘をついてしまった。

それに気付いた彼にお腹を抱えて笑われてしまう。


鞄の中からフェイスタオルを取り出し拭いてから、ウェットティッシュで拭き、床に零れた精液も拭いた。


また新しくウェットティッシュを取って彼の右手を拭く。

彼は私をチラッと見てありがとうと言った。


「どうするんや?返事しぃや。」


また彼が彼女たちを睨むともう何もしないと謝り、副隊長室から出ていった。


こんなことする必要あったのだろうか…。

そう思い聞いてみる。


「ん?まあ、必要ないやろ。僕がしたかっただけや〜。僕が凉しか抱く気ないのはわかったんとちゃう?」


したかっただけって…そんな理由で私はこんなとこであんなにされたのか…。


嫌やった?と聞かれて、あんなに善がっていたのに嫌だったとは言えるはずもなく…俯いて首を横に振った。


「ははっ、せやろなあ、可愛かったで!…あ、あいつらに聞くん忘れた。他に誰いるんやろ。」


顔が熱いまま椅子に座って、寄せられたパソコン等を戻していく。


宗四郎は先程の先輩たちに連絡を取り、今すぐ全員連れて来いと命じていた。

/ 193ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp