第8章 副隊長、別れてください
「お前、鍵かけろ。ほんで見とけ。僕の女の抱き方も知らんくせに、抱かれた気ぃなってんちゃうぞ。」
先輩に入口の鍵を掛けさせると、私を机の上に座らせた。
見とけって、もしかして…。
「まっ、待って、宗四郎!やだよ!」
「大丈夫や、最後までせぇへん。」
甘い声で囁いて口付けてくる。
やだ、見られたくない…宗四郎のえっちなとこ見られたくない。
すぐに入れられた舌は流し込まれたたくさんの唾液を絡ませ、くちゅくちゅと厭らしい音をたてた。
舌を絡ませたままジャージのファスナーを下げられインナーを胸の上まで捲ると、背中に手を回して器用に片手でホックを外す。
露わになった膨らみをヤワヤワと揉んでいても、未だに唇が離れることはない。
飲みきれなくなった唾液が口の端から零れ、捲られたインナーを濡らしていった。
「ははっ、可愛ええな…そないに垂らして…。」
やっと離れた唇は未だに糸で繋がっていた。
オスを見せた彼に彼女たちが釘付けになっている。
嫌だ、見ないで…私のなの。
「やっ…!宗四郎は私の!」
「ふふっ、そうやで、僕は君のやで。」
彼の顔を胸に引き寄せて隠す。
先端の突起に吸いつかれて身体がピクっと震えた。
ちゅぱちゅぱと音をたてて何度も吸い、甘噛みをして舌を這わせる。
舌先を使ってコリコリと舐められて、すでに私はおかしくなりそうだった。
もう片方の突起は指で捏ねられて、たまにピンっ、ピンっと弾かれる。
「んぅ…そ、しろ…も、だめ……っ、はあっ…。」
「ん?下触って欲しいん?…ははっ、ええで。凉は僕に触られるん好きやんもんな。可愛ええなあ、好き言うてくれたら、僕も言うたるよ?」
コクコクと頷くと下着のゴムに指がかかり、スボンも一緒に下げられていく。