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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第2章 副隊長、触らないでください


作業を続けていると肩を抱いている手が少しずつ中心に向かってずれ、下がる。


何も言わずに作業をしていると、膨らみを手で包み込まれた。

微かに指が動き出してふにふにと揉まれる。


そんな私の反応を確かめるように恐る恐る動かして…恥ずかしいけどそのくらいなら許してあげる。

揉まれるくらいなら作業に支障はない。

突起を触られたらさすがに引き剥がすが…。


心臓が速く動いてるの…彼の手に伝わってそう…。


ジャージのファスナーをゆっくりと下ろされていく。

あ、下はインナーだからさすがにやばいかも…。

そう思うのに彼の手を止めることは出来なくてされるがままにされていると、インナーを捲り始めた。


え、どこまでする気?


下着に覆われた胸が露わになる。

恥ずかしい…恥ずかしいのにもっと触ってと思ってしまう。


「あ、副隊長、まだ残ってたんですか?働き過ぎですよ!」


っ!?
びっくりした…開かれた扉の方から中之島小隊長の声がする。


副隊長はすぐに胸下まで下げた私のファスナーを上げ、私を隠すように机に手をついて顔だけを振り向かせる。


「お前もまだ残っとったんか。はよ、帰りぃ。」


中之島小隊長はそのまま私に気付かずに、返事をしていなくなった。


「焦ったぁ…凉が止めんから、めっちゃおっぱい触ってもうたやん。」


「さ、作業してるので…。」


変な言い訳をして、未だにバクバクとうるさい心臓を無視するように作業に戻った。


彼は裾から手を入れてきてそのまま上に上がっていく。

まだするの?

手は胸に触れながら、捲れたままのインナーを下げていく。


そしてまた肩を抱いた。


「まだ終わらんの?」


「もう少しですよ。」


心臓うるさい…もう治まってよ…。

好きな人にくっつかれている為、治まるはずのない心臓に悪態をつく。


セクハラで訴えんでよ?と今更なことをおちゃらけて話す。

私は笑っただけだったので、訴えるんやったらもっと触ると開き直ってしまった。


訴えないと言えばそのまま私を抱きしめたまま大人しく待っていた。

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