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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第7章 副隊長、一目惚れしてました


お風呂から上がりベッドに横になってまったりしていると、いきなり耳元で好きやと囁かれる。

私も耳元で好きだよと囁き、お返しした。

嬉しそうに笑ってる。


すると、何かを思い出したように名前を呼ばれる。


「日比野カフカおるやろ?候補生として僕が取った。君、あいつのこと気にしとったよな?」


あまり表には出してないつもりだったけど、気付いていたのか。

てかそれって、今日の会議の内容じゃないの…?


「そうだけど…私に話していいの?」


「まあええやろ。君、近々亜白隊長に呼ばれる思うで。」


いや、私が漏らしたらどうするつもりなの…。

それよりも、隊長に呼ばれるとはどういうことだろう。

まさか、試験の時に倒れて仕事してなかったから叱られる?


「ほんまは、今日の会議、君も呼ぼう思っとったんや。」


私?なんでたろう…。

聞いても、亜白隊長に呼ばれたらすぐわかると言われ、その話は終わってしまった。


私も…と言い、母が会いたいと言っていたことを伝える。

彼は笑顔でええでと言った。


布団を肩まで掛け寝る体勢に入ると、宗四郎も肩まで入り向かい合う。


「今日も僕のお姫様はかわえかったわ。明日も可愛ええんやろなぁ。」


「は…なに言ってるの?」


意味がわからずについきつい口調で返してしまった。


「凉が可愛ええ言うとるんや。」


「ふっ、なにそれ、変なの。宗四郎もかっこいいよ…。」


知っとると抱きしめてくる。


おやすみと言われたので私も返して、彼の腕の中で眠った。

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