第7章 副隊長、一目惚れしてました
「今だけお願いしてもえ?ほんまはさせたないけど、僕も我慢出来へん…。」
してもいいの?
すぐに手を伸ばし先をくちゅくちゅ撫でながら陰茎を握り、陰嚢に吸いつく。
彼の腰がピクっと揺れた。
荒くなった吐息に混じり、ほんの少し喘ぎ声が聞こえる。
吸いながら口を離しちゅっちゅっと陰嚢に口付けてから舌を裏筋に這わせ、そのまま先に辿り着いてチロチロと舐めてから咥えた。
「っ…あかんっ、めっちゃ気持ちえ…んっ、凉の口やばい…。」
奥まで咥えこんで先まで戻るのをゆっくり繰り返してから、ぢゅぼちゅぼと音が鳴る程激しくする。
裏筋に舌を添えると腰がピク、ピクと震え始める。
「でるっ!離してやっ…口に、出したないっ!」
腰に腕を回してそのまましゃぶり続けた。
離せと言われるが無視して続けていると、私の頭を掴んで腰を震わせた。
そのまま全部出し切るのを確認してから口を離す。
出してや!と顎を持たれ口を開けられた。
その指を咥えて精液を飲み込む。
「なんで飲むん?不味いやろ。」
「ほぉひろのああううない。」
「ははっ!なんて?」
彼の指が口の中に入っている為、上手く喋れない。
笑う彼を睨むと、指を抜いてシャワーを持ってくる。
「宗四郎のは不味くない。」
「そうなん?ようわからんわ。精子なんて不味いもんやろ……うがいしぃ。」
口を開けるとお湯が入ってきて口を閉じるとシャワーを避けてくれたので、そのままうがいをして浴槽の外に吐き出した。
それを何度か繰り返されて、彼はシャワーを戻すとお湯に浸かる。
「美味しいか不味いかは気持ちの問題じゃない?たぶん…。」
「ふーん、美味いん?」
うんと頷きながら抱きついた。