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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第2章 副隊長、触らないでください


訓練が終わり資料室で作業をしていると突然、後ろから両脇に手が伸びてきて机につき、頭の上に何かが乗っかる。

顎だろうか。


「凉〜まだ残っとったんか?君、可愛ええから襲われてまうで?」


可愛くないから襲う人なんていません。


「特に…僕みたいなやつにな。」


「ふっ、んぅ……っ!何するんですか!?」


耳を舐められて変な声を出してしまった。

恥ずかしくてそのまま机に腕をついて伏せる。


「なんや今の反応…可愛すぎて勃ってもうた…。」


また耳に口を近付けて弱いんやなと囁いてくる。

過剰に反応して、すぐに耳を押さえた。


勃つってなによ…もう揶揄わないで…。

心臓が痛い…ありえない程速くなってる。


「凉、名前呼んでや…。」


無理やり片方の手を引き剥がされて囁かれる。

もうやめてよ…なんでこんなことするの…。

呼んだらもうこんなことしない?


解放された手をまた耳につけた。


「そう…しろう………言った!言ったからもう揶揄わないでっ!」


あ、タメ口使っちゃった…。

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