第16章 副隊長、告白します
どないしよ…凉のこと、壊してもうた。
どんなに好きだと言っても信じてくれないから、イラついてあんなことをしてしまった。
小此木ちゃんのこと可愛いと言ったけど、あれは本心ではなかった。
本当は全部凉のことだった。
小此木ちゃんが乳首でイけるんは過去に付き合った男がそうさせたんだろう。
でも凉は僕がそうさせた。
乳首弄り倒して敏感にさせて、乳首でイかせた。
僕で厭らしく可愛くなってく彼女がどうしようもなく好きなんだ。
市川に嫉妬して小此木ちゃんを抱いたことは、後悔してもしきれない。
その後も凉は怒りながらも、ちゃんと僕に応えてくれた。
市川とも距離を取ってくれた。
それなのに、彼女をこんなにさせてしまった。
泣きながら狂気じみた笑みを浮かべ、自分で乳首を強く弄り、わざと喘いでイこうとしている。
そんなんやと、気持ちようないやろ?
「凉、頼むから、やめてや…僕の好きな子は君やから…乳首で喘がんでも、イけへんくても…僕が好きなんは君やよ。どんな君でも、可愛ええてしゃーないねん。」
「じゃあ、イけたらもっと可愛いって思ってくれるんでしょ?」
どないしたらええんや…落ち着かせなあかんのに…わからへん。
強く弄りすぎた乳首は真っ赤に腫れ、いつもよりも大きくなっており、痛いはずなのに彼女は笑いながらわざと声を出し続ける。
何を言っても、結局同じところに戻ってしまう。
腕を押さて止めても無理やり振り払いまた弄ってしまう。
気持ちよくならからだろう、爪で引っ掻き始めた。