第16章 副隊長、告白します
名前を呼ばれて腕をグイッと引っ張られる。
「いっ!…やだ。」
今までだったら痛がっているとすぐ離していたのに、今は手首をギュウッと握って離してくれない。
引っ張った私の手をそのまま自身の股間に当てた。
「……え?」
「あの日から…凉が死のうとした日から、君にしか反応せんくなったん。」
彼のソコは柔らかかった。
そんなことある?
他の女としようとしても出来へんやろ?と笑う。
私の手を押さえつけたままにしているので、必然的にずっと彼のモノを触っている状態になってしまう。
だんだんと硬くなっていく。
驚いて彼を見てしまうと、このちゃんが彼の下で腰を揺らしていた。
「ここまで無理やりしたんや、ココも弄ったる。」
なに…やだ、やめて…。
彼はこのちゃんの下着の中に手を入れて、くちゅくちゅと音を鳴らしながら激しく動かし始めた。
「きらい…宗四郎なんか嫌い!!もう離してっ!」
離してと腕を引こうとしても全然離してくれなくて、余計力を込められて痛いだけだった。
すぐにこのちゃんは達して、彼はそれでも触り続け何度も嬌声を上げた。
「凉もすぐイくけど、小此木ちゃんは可愛ええ声めっちゃ聞かしてくれるから、ええよな。」
「はっ、はっ…あっ、はっはっ、うっ…や、はっ、はなしっ、はっはっ…。」
息が上手く出来ない。
彼は私をどうしたいの。
酸素を上手く取り入れられなくて、だんだんと視界が霞み意識が朦朧としてくる。
「凉、ちゃんと見ときって。」
「あっ、凉ちゃん、副隊長やめてください!凉ちゃんがっ!!」
そこからの記憶はなかった。