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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第15章 副隊長、基地が大変です


あれ?

彼の頬が傷付いている。


「凉あかん!ここで全解放するな!」


「っ!すみません!」


ついやってしまった…。

許可なしに戦力を全解放してしまった為、すぐに全解放を解く。


演習場まで誘導した私たちは10号に成りうるこの怪獣と対峙していた。

吹っ飛ばされた宗四郎は全解放する。


「ほな、怪獣討伐始めよか。」


私も急いでこのちゃんに許可を取り全解放する。

全解放した宗四郎と一緒に戦うのならば、私もそうしないと彼の攻撃でどうなるかわからない。


「喧嘩売る相手、間違うたな。この戦い、僕らが勝つで。」


保科流刀伐術を使う彼の邪魔にならないように、動きをしっかり見て至近距離で銃を撃つが、ほとんどかすり傷にしかならない。

かったいなぁ。


彼の攻撃で露出した背中の核は、八重打ちで身体ごと八つ裂きにされた。

違和感…まだ終わりじゃない。

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