第3章 カカシ②
そして、そのままはたけさんは話始めた。
「柚希さん…。その話を整理すると……、俺とのことで悩んでいたって事だよね?」
「……はい。」
はたけさんが片手をおでこに当てて、ため息をついた。
「えっと…、柚希さんは俺に避けられていると思ってて、俺のこと病気だと思ってる…。えっと…、紅は…なに?」
「………紅さんのこと昨日お団子屋さんでじっと見てたから、タイプなのかなって…。」
「はぁ…。」
「………っ。」
「あ、ごめんね。えっと…、どう説明すれば…。」
はたけさんの口ぶりに私も少し困惑してきた。
………なに…?すこし違ったのかな…?それとももっと重大なににかがあったり…?
そう考えると少し肝が冷える気がするした。
はたけさんを見ると、すこしだけ諦めたような顔をしていた。
あまり見たことのない顔だった。
「はたけさん…?」
「柚希さん。誤解を解かせてほしい…。でも誤解を解く過程で…その…。」
はたけさんは一瞬躊躇ったが私の方をしっかりと見て言った。
「たぶん情けない話もするし、カッコ悪いって思うかもしれない…。でも誤解されたままだと嫌だから話すね。」
………誤解…?
私が頭に?マークが沢山浮かんだ。
「はは…。」
私の様子がおかしかったのかはたけさんがいつもみたいに笑った。
やっぱりその笑顔を見ると私まですこし穏やかな気持ちになった。