第3章 カカシ②
side カカシ
今日の演習が終わってナルトたちと別れた後、火影邸に向かった。
明日から任務で里を離れるため、綱手様に任務について詳しく聞いた。
………まっ、余裕でしょ。
俺は10日もかからずに帰れそうだと思い、思わず笑ってしまった。
「なんだ?」
「あっ、いえ。なんでもありませんよ。」
俺はゆるんだ頬を戻して綱手様に視線を戻すと、綱手様がニヤニヤしながらこちらを見ていた。
「ははーん。お前…。」
………めんどくさいのに捕まった。
「聞いてるぞ、お前が可愛い女子を連れて歩いてるってな。」
「はははははー。」
俺はどうにか早く話を終わられたくて、笑って誤魔化した。
「…お前…。まぁわかってると思うが十分気をつけるんだぞ。うつつを抜かして油断するんじゃないぞ。」
「それはわかっていますって。」
「それならいいが。………それでお前の嫁候補はどうなやつなんだ?」
「よっ…、嫁!?」
俺は綱手様の言葉にびっくりした。
………そりゃあ、そのうち来て欲しいところだが。
俺は多分耳が赤くなっていたと思う。
「なんだ?言えないのか、つまらん。」
綱手様は興味をなくしたようにキセルを吹かせた。
「……まぁ、そのうち…。ははは。」
その後、俺は火影邸を出た。
………ヤマトに聞かれたかな…。
なんとなく照れくさいなと思いながら俺は自宅まで帰った。