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短編集(いろいろ)

第3章 カカシ②



はたけさんの家の前についた。

私は立ち止まって大きく深呼吸をして息を整えた。

ピンポーンーーー

チャイムを押して見ても、やっぱりはたけさんは帰っていないようだった。

「はぁ…。やっぱりいない。」

流石に家の前でずっといるのは迷惑だし、不審者だよね…。

その時、ふと私は自分がすごく汗をかいていることに気づいた。

焦って、走ってきたからだ…。変な汗もたくさんかいた。

「このまま待ってたら、汗臭いって思われちゃうかも…。」

そんなの…いや。

そういえば、この近くに銭湯があるのを思い出した。

その銭湯で、汗を流してからはたけさんの家にもう一度行こう…。

私はゆっくりとした足取りで銭湯に向かった。


ーーーーー


銭湯に着き、入浴料とバスタオルなどの品を借りるためにお金を払う。

今は誰もいない時間のようだ。

私は体や髪の毛を洗い、湯船に入った。

汗が流れてさっぱりとし、少し落ち着いた頭で考えた。

さっきは取り乱しちゃった…。

ナルトくんには悪いことしたな…、今度あったら謝らないと…。

でも、私が知ってしまった以上は、はたけさんにちゃんと話が聞きたい。

どんな話でも、どんな結果でもちゃんと聞いてちゃんと答えを出したい。

私は湯船のお湯をすくい、ぱしゃっと顔にかけた。

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