第3章 カカシ②
「こんなところでどーしたの?」
「えっとね、…はたけさんに用事があって…。」
「あー、カカシ先生ツナデのばーちゃんのところ行ってるってばよ。」
その話を聞いて私は項垂れた。
「そっか…。まぁ待つつもりだったから…。ありがとう。あっ、明日任務って聞いてるよ、頑張ってね!」
「ありがとう、姉ちゃん!」
もしかしたら、ナルトくんになら教えてくれるかも…。
「ねぇ、1つだけ知ってたら教えて欲しいんだけど…。」
「なんだってば?」
「はたけさんって任務の終わりに倒れたりするの?」
「あー。まぁたまに。ひどい時は1週間とか目覚さないってばよ。」
「……っ。1週間も………?」
………やっぱり、そんなにひどい病気なの…?
私の頭は急にパニックになった。
ナルトくんがなにか喋ってるけどよく聞こえない。
こうしちゃいられない。
とりあえず、はたけさんの家に急いで行かないと…。
「あああ、あの、ナルトくん…、教えてくれてありがとう…。ごめんね、私少し急ぐ用事があるからっ!!」
私はナルトくんを返事を聞かないまま、はたけさんの家まで走った。
震えと、体力のなさでなかなか走れない。
ぜぇーぜぇーと自分の息遣いがうるさい。
早く、早くはたけさんの家に行かないと…。