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短編集(いろいろ)

第3章 カカシ②



その後は他愛のない話をしながら歩いた。

もう少しで家に着いちゃうな…。

そう思うと少し足取りが重たくなる気がした。

でも進んでいるから部屋には着いてしまった。

「じゃあ柚希さんゆっくり休んでね。」

「はい。あのはたけさんも任務頑張ってください!私待ってますね。」

こういうとはたけさんは辺りを見回した後、口布をおろして私の頬にちゅっ。と一つキスをおとしてまた口布を付けた。

「うん、約束ね。いい子に待っててね。」

そう言って私の頭を優しく撫でた後、瞬身で姿が見えなくなった。

………なっ…。約束のキスなんて。

ドキッとした。

でもなんだか、可愛らしくて微笑ましかった。

私は今の出来事が嬉しくて上機嫌で部屋に入った。

今日は本を読もうと思ってたからやることはやっちゃおう。

私はまずシャワーを浴びてさっぱりした。

その後はスキンケアをして、髪を乾かして。

そんな時だった、ふと紅さんを思い出した。

どうやったらあんな大人の女性になれるのだろう。

私は少し焦る気持ちから足のマッサージすることにした。

「少しだけでも近づけれたらな…。」

私ははたけさんの笑顔を思い浮かべながら夢中でマッサージをして結構な時間が過ぎた。

「あっ。やりすぎた…。」

よく見ると皮膚は少し赤くなっていて、一部内出血になっていた。

焦る気持ちが裏目にでてしまうようだった。

「はぁ…。道のりは遠い…。」
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