第3章 カカシ②
私はトイレに駆け込んだ。
紅さんは話すととってもいい人だった。
見た目だって、美しくてしなやかで無駄な脂肪もなくて綺麗に筋肉がついてて。
とても強そうで、綺麗な大人の女性。
だからかな。
ふとはたけさんの方を見たら紅さんをじっと見ていたことに動揺した。
もしかして、はたけさんはこういう女性が好みなのかなって。
じゃあ、私じゃダメじゃん…。
あんなに美しく、しなやかじゃない。
体型だって…、比べ物にならない。
きっとはたけさんにとったら子供っぽいって思われてるんだろうな…。
自分のことを考えれば考えるほど、わたしの心臓がきゅっと痛くなってトイレに逃げ込んでしまった。
………流石に変だって思われたよね…。
はぁーっと一つため息をついた。
せっかく楽しい気持ちでお団子食べてたのに…。
でも今は落ち込むのはやめよう。
はたけさんや紅さんに気を遣わせてしまう。
私は両手で頬をパチンと叩き気合を入れる。
「よし。」
私はトイレの扉を開いて、席に戻る。
はたけさんと紅さんのそばに、また違う忍さんがいた。
私は軽く挨拶をしてから、はたけさんに「ごめんなさい。急にお腹痛くなっちゃって……。もう大丈夫!」と言った。
すると、はたけさんは少し笑ってくれた。
………よかった…。