第3章 カカシ②
side カカシ
「なんだ紅か。お疲れさん。」
「あら、デートかしら?いいわね。」
「はは。まぁね。それよりアスマは?」
「後で合流する予定よ。」
そういうと俺たちの席の隣に腰を下ろした。
「また、近いところに座るね…。」
「べつにいいじゃない。どこに座っても。…、こんにちは。私は紅って言うの。カカシと同じ上忍よ。」
急に紅に話しかけられた柚希さんもニコニコと自己紹介していた。
………うん。可愛い。しかし、なーんで隣に座るの…。
紅をジトーっとした目で見ていたけど、紅は気にした様子はなく柚希さんと話していた。
俺はふと隣同士で座る紅と柚希さんを見た。
やっぱり紅はくノ一なだけあって筋肉がしっかりついているな。
体幹もしっかりしてる。
柚希さんはくノ一じゃない。筋肉が少なく、ふにっとした感触。
あの感触を触れた瞬間、俺の理性が崩れそうになる。
「はぁ……。」
「何よ、ため息なんてついて。」
「あっ、いやべつに。」
俺は黙っている柚希さんに視線を向ける。
いつも笑顔な彼女が眉毛を下げて、何かを堪えるようにきゅっと唇を結んでいた。
「えっ…。」
「あの、少しお手洗い行ってきます。」
彼女は立ち上がるとトイレに入っていった。