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短編集(いろいろ)

第3章 カカシ②



私ははたけさんが初めての彼氏だ。

付き合って1ヶ月。

まだ私たちは唇を合わせるキスも、もちろんエッチもしていない。

私の参考書はイチャイチャパラダイス。

その本の知識しかない。

お互い好きで付き合いだした男女なら、すぐにそういうことをすると思っていた。

なのに、そうはならない。

それは好きじゃないから?

でもさっきの感じだと嫌われてはないと思うんだけど…。

でも結局のところはわからないんだけど。

私は先ほどのことを思い出して心臓がドキドキとまた高鳴っていく。

あれでこんなに心臓がうるさかったら、そうなった時にどうなっちゃうんだろう…。

でもそっけなかったし、隣に座ったら間空けてた。

はたけさんはどう思ってるんだろう…。

そういえばさっきのはびっくりした。

ベッドに寝転んで休むかって。

お腹痛いって言ったら少し焦ってたな…。

はたけさんは優しさから言ってくれてるのに。

私はあの時泣きたい気持ちだったのに、私はどう思ったの?

………はたけさんのベッドに寝転ぶなんて緊張する。もしかしたら…って。

そんなよこしまな考えが浮かんだんだ。

なのに結局私は帰ることを選んだ。

やっぱりそれって覚悟できてないってことなのかな…。

実際にはたけさんにキスされたりすると頭が真っ白になっちゃうもん。

でもそろそろキス…できないかな…。

私自分の唇をなぞった。

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