第3章 カカシ②
「大丈夫!?そしたら……ここで少し休む?」
少し慌てた様子のはたけさんがベッドを指差した。
「……えっ?…い、いえっ、大丈夫です…。」
「…あ……そう?」
「ありがとうございます、はたけさん。」
「何にもしてないよ。えっと、それじゃあ。送って行こうか。ちょっと待ってて。」
そういってはたけさんは立ち上がろうとした。
「はたけさん、大丈夫です。一人で帰れます!」
「えっ、でも、お腹痛いんじゃ….、」
「…少し痛いくらいなので…。全然大丈夫なんです、お腹の痛みがましになるまでゆっくり外の空気を吸いながら帰りたいですし。あの、では、今日はこれで。」
「えっ、でも…。」
「大丈夫ですから!」
少し大きな声になったことではたけさんは少し驚いたような顔をしていた。
「わかった…。じゃあ、気をつけて帰ってね。」
はたけさんは玄関まで見送りに来てくれた。
私は靴を履いて、はたけさんの方を向き直った。
「えっと、じゃあまたね、はたけさん。」
「…うん。気をつけて帰ってね。」
そう言ってはたけさんの手が私の頬に触れた。
口布を取ってはたけさんの顔が顕になった。
やっぱりその素顔がイケメンすぎて緊張してしまう。
そして、はたけさんが私の頬に唇を押し当てた。
「………っ!!」