第2章 カカシ
そのあとは彼女の元に行き話していると遅刻しそうだというので送ることにした。
彼女を抱き抱えて飛び上がる。
近くで感じる甘い香りに、不意に意識が向いてしまった。
彼女の手がぎゅっと俺のベストを掴む手すら可愛らしくて握りたいと思った。
髪の毛や化粧を褒めると照れたように視線を逸らす姿が妙に愛おしかった。
………柄にもなくこんなことを思っている…。こんなキャラだったか俺は…。
とりあえずまぁ3日後また彼女に会えるのが楽しみだな。
ぼーっと考えていた、そう替え玉競争をぼーっとみながら…。
「ねぇ先生大丈夫なの?」
サクラの声に意識を取り戻した時の器の数にぎょっとした。
さすがにストップをかけて勘定を済ます。
「ちょっとお前らねー、いくらでも食べろって言ったけどこれは食べ過ぎでしょ。」
だってーと言いながらまた今度は言い争いが始まった。
張り合っているけど、いいコンビだ。
「さぁ、お前ら今日は解散ね。また明日。気をつけて帰るのよ。じゃ」
先生バイバーイと言いながらみんな帰って行った。
さぁ俺も帰るか。
3日が来るのがこんなに待ち遠しいなんて。
sideカカシ end