第2章 カカシ
急な浮遊感にひぃーー!!と、とても情けない声を出し、はたけさんにしがみついた。
「くく、急にごめんね、びっくりさせたかな?高いとこ苦手なの?」
「いっ、いえ苦手ではないのですが急だったのでびっくりでした。…って私重たいのでおろしてください!送っていただかなくても大丈夫ですから!てか、しがみついててすいません!!」
しがみついていた手を離そうとするとはたけさんはぎゅっと私を抱き寄せた。
「だいじょーぶ。俺忍だよ?全然重たくもないし、反対にしがみついてないと危ないから。それに、俺ら友達になったでしょ。だから送られて?」
はたけさんはニコニコしながらそう言った。
友達だからと言われると断りにくい。
「ではあのお世話になりますー……。」
………結局おくってもらうことになっちゃった。てか…てか!ちっ、近い。。。こんなに異性と近くにいることないし、緊張する…。いい匂いだし。…って私変態か!ドキドキして心臓が飛び出そう。
考え事をしている私をかかえて飛んでいるはたけさんがお店の前に下ろしてくれた。
………あれ?私この本屋に勤めていると話しただろうか?あれ?いや、言ってないよね。木ノ葉には何軒か本屋あるし、はたけさんが通る本屋ってここだけなのか?
「着いたよ。…ぼーっとしてるようだけど大丈夫?気分悪くなったりした?」
「あっ、いえ、勤め先言ってなくて、何軒か本屋あるのにここってよくわかったなって…。」