• テキストサイズ

短編集(いろいろ)

第1章 五条悟



真っ赤になった顔が恥ずかしくてばっと横を向いて悟くんから顔を晒す。

「はっ、耳まで真っ赤。かーわい。」

悟くんは私の真っ赤になった右耳に顔を近づけるとちゅっ…と唇を耳たぶに寄せてきた。

「んっ…」

「昔と変わらず耳よさそうだね…。」

耳元に悟くんの吐息がかかりぞくりとする。

何度か耳にキスしたあと、悟くんは私の鎖骨に唇を寄せてきた。

そのまま悟くんの舌が首筋を沿って這う。

「ふっ…あのっ……だめっ…。」

「ダメじゃないでしょ?」

………ゾクゾクする。

ガクガクと足も震えてきて、咄嗟に前の悟くんの服をぎゅっと掴む。

悟くんの左手が私の腰に回ってきた。

首筋から唇を放し、右手でアイマスクをぐいっと下げる。

アイマスクの下から欲に塗れた綺麗な瞳が現れる。

その瞳にドキドキする。

あの頃もこの瞳に見つめられると何も言えなくなった。

「はぁー… 柚希…。かわいい。」

「んっ…。ふぁっ…、!」

悟くんが私の顎をもち唇を塞がれる、ぬるりと舌が入ってくる。

舌を絡めて吸われる。時々くちゅりと音が鳴り耳を塞ぎたくなるほど恥ずかしい。

………でも、気持ちいい…。何も考えられなくなる…。
あっ…、昔もこうして隠れて図書館でキスしてたっけ…。

昔の思い出も相まってドキドキが加速した。


「あー、可愛すぎる。……はぁ…、これ以上はほんと危ない…。」

腰に回っていた手がゆっくりとお尻まで降りて撫でられた。

「んんっ!」

悟くんから手を離し悟くんの左手を掴む。

悟くんは最後ちゅっと音を立てて離れた。

「はぁ…ふぅー…。やばっ、僕暴走しかけてた…。」

「……もう…。昨日覚悟決めるから待ってって言ったのに…。」

「ごめんごめん、つい。」

悟くんは頭撫でながら謝ってきた。

……強引だったけど、そこも好き。惚れた弱みってやつだな…。……って私なんか忘れて…。

「あー!!新幹線!乗り遅れちゃう。」

「柚希送ってあげるからちょっと待って。ちょっと落ち着かせるから。」

「落ち着かせる…?………っ!!!」

………さっきまでキスしたりしてたからそりゃそうなるんでしょうね…。
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp