第1章 五条悟
悟くんは1年生の担任だって言ってたし教室にいるはず。
廊下を歩きながら1年の教室を目指す。
途中数人の術師とすれ違い、挨拶されると「あの人が五条さんの…」と言いながら顔を青くして去っていく。
………待って…。なんで、みんな私の顔見て顔を青くするの!?えっ、もしかして悟くん…?こうしちゃいられない。
私は急いで悟くんを探す。
1年の教室についたので教室の扉からコソッと中を覗くと、残念ながら悟くんはいなかった。
「あー!柚希さん!」
野薔薇ちゃんたちが私に気づいて近づいてきた。
「みんなおはよう。野薔薇ちゃん悟くんどこにいるか知らない?」
「さっきまでいたんですけど、どっか行っちゃって。でもすぐに帰ってくるって言ってました。そんなことより柚希さん先生と付き合い出したんですよね。もう先生浮かれまくってて、すこしウザかったです。」
ほかの2人も頷いていた。
………生徒にまで…。
「ごっ、ごめんね。もう悟くんにはよく言っておくから。」
「先生ほんと柚希さんのこと好きだよなー。」
「まぁ、俺たちだけじゃなくてすれ違う術師にも言ってたもんな…。」
伏黒くんの言葉に目が点になった。