• テキストサイズ

短編集(いろいろ)

第3章 カカシ②



「はたけさんありがとうございました。そして本当に話が聞けてよかったです。」

「俺もだよ。今日話ができてよかった。ありがとう。」

「あの、明日から任務頑張ってください。あっ、そのもしも…、もしもの話なんですけど、任務の後倒れてしまっても教えてくださいね…。その時は私からはたけさんに会いに行きますから。」

そう言って俺の服を掴んで俺を見てくる。

………上目遣い…だと。可愛すぎる。なぜ、彼女がするとこうも全て可愛く思えるんだ…。

「…うん。でも倒れないようにがんばるね。」

「ふふ。もしもです。」

その後俺たちの間に沈黙が流れた。

お互い見つめあったままだ。

「少し玄関まで入ってもいいかな?」

俺は彼女に聞くと頷いてくれた。

玄関に入り、家のドアをパタンと閉めたと同時に彼女を引き寄せて抱きしめた。

「……はたけさん…。」

彼女は遠慮がちに俺の服をぎゅっと掴んだ。

その仕草だけでも心が乱れる。

………好きだ。愛おしい。少しの期間会えないのは少し寂しい…。

「柚希さん…。」

俺は口布を外して彼女の顔を上げたとき、柚希さんの顔は真っ赤に染まっていた。

俺はゆっくりと彼女に顔を近づけていく。

そして、彼女の唇に自分の唇を優しく押し当てるように口付けた。

………柔らかい…。

本当はもっと…もっと彼女とキスがしたい。

でも…

それはダメだ…。

これ以上してしまえば、歯止めが効かなくなりそうだ。

side カカシ end
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp