第3章 カカシ②
side カカシ
お互いの盛大なすれ違いの話は幕をおりた。
………誤解が解けてよかった…。
俺の理性崩壊寸前、写輪眼の使いすぎでぶっ倒れるなんてダサい話も聞いても、否定して、むしろ「嬉しい」とか「かっこいい」と言ってくれた。
俺はもしかしたら嫌われるんじゃないかと思っていた分、安心した。
だから俺は気が抜けていた。
「その……私も大好きです、はたけさん。」
はいこれですよ。
彼女はとても可愛らしい笑顔で、俺に「大好き。」と言ったんだ。
今はダメだって、柚希さん…。
俺…理性の話したよな…。分かってないのか。
俺は柚希さんのその笑顔とその言葉だけで十分欲情できる……。
いや、流石に今日はだめだぞ、俺。
耐えろ、耐えるんだ俺。
「ありがとう。」
俺は頭で理性と闘いながら答えた。
その後彼女はずっとニコニコ笑っていて可愛かった。
このまま家にいたら手を出しかねない…。
もう外は暗くなっている。
そろそろ彼女を送っていかないと…。
「柚希さん、俺明日から任務出るからね、家に何もないんだ。よかったらこのまま外に飯食いに行かない?」
外なら、耐えれる。一緒にいると理性の崩壊が危ういのに彼女と一緒にいたい気持ちは強い。
「いいですね!」
俺たちは家を出て、一楽に向かった。