第3章 カカシ②
「…はたけさん。情けないなんて、ダサいなんてことは絶対に絶対にないです!!それは絶対なんです!」
あまりに大きい声が出た。
だってはたけさんが馬鹿馬鹿しいこと言うから。
はたけさんも驚いた顔をして固まっている。
「その写輪眼というのがどう言うものなのか詳しくはわかりません。でも反動で動けなくなるくらいなら、きっとすごい力なんでしょう。…その力で沢山沢山里のみんなを守って戦ってくれてるんでしょ?そんなかっこいい人が、ダサいなんてことは絶対にないんです!!次そんなこと言ったら許しません!!」
「え、あー…。」
「いいですか?!!」
「はっ…、はい。」
私の勢いに押されたはたけさんは返事をしてくれた。
その少しポカンとしたはたけさんの顔に思わず笑ってしまった。
「……ふふ。」
「………ははは。」
私たちはお互い少しの間笑い合った。
ふと我に返り、私はなんて盛大に勘違いしていたのかと、自分に呆れた。
「あの…、はたけさん。本当にたくさんの勘違いしてしまってごめんなさい…。もう…、穴があったら入りたい気分です………。」
「いやいや、俺も悪かったね。俺の行動で柚希さんに辛い思いをさせてしまった。」
「いえ、いいんです。はたけさんの本音も聞くことができて、私はとても嬉しいです。その……私も大好きです、はたけさん。」
さっきはたけさんが私に大切、大好きだと言ってくれた。
私もはたけさんに伝えたいと思ったんだ。