• テキストサイズ

短編集(いろいろ)

第3章 カカシ②



「…はたけさん。情けないなんて、ダサいなんてことは絶対に絶対にないです!!それは絶対なんです!」

あまりに大きい声が出た。

だってはたけさんが馬鹿馬鹿しいこと言うから。

はたけさんも驚いた顔をして固まっている。

「その写輪眼というのがどう言うものなのか詳しくはわかりません。でも反動で動けなくなるくらいなら、きっとすごい力なんでしょう。…その力で沢山沢山里のみんなを守って戦ってくれてるんでしょ?そんなかっこいい人が、ダサいなんてことは絶対にないんです!!次そんなこと言ったら許しません!!」

「え、あー…。」

「いいですか?!!」

「はっ…、はい。」

私の勢いに押されたはたけさんは返事をしてくれた。

その少しポカンとしたはたけさんの顔に思わず笑ってしまった。

「……ふふ。」

「………ははは。」

私たちはお互い少しの間笑い合った。

ふと我に返り、私はなんて盛大に勘違いしていたのかと、自分に呆れた。

「あの…、はたけさん。本当にたくさんの勘違いしてしまってごめんなさい…。もう…、穴があったら入りたい気分です………。」

「いやいや、俺も悪かったね。俺の行動で柚希さんに辛い思いをさせてしまった。」

「いえ、いいんです。はたけさんの本音も聞くことができて、私はとても嬉しいです。その……私も大好きです、はたけさん。」

さっきはたけさんが私に大切、大好きだと言ってくれた。

私もはたけさんに伝えたいと思ったんだ。
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp