第11章 デザートは別腹
『そ、宗四郎!ちょっと待って…ンんっ///』
「もう十分待てしたで…すまんけど我慢の限界や」
家に着くや否や、玄関先の廊下で宗四郎に抱きつかれキスをされる。
まだ帰ってきたばかり、お風呂にも入りたいのに…
相模原討伐作戦後、基地には戻ったものの今日は元々非番だった私たち、隊長からあとは任せて今日は休めと言って頂いたのだ。
それでシャワーも浴びずに帰ってきたわけなのだが…
早速宗四郎に食べられそうになり必死に抵抗をするも…
『ンんっ、宗四郎…やっン、お風呂入りたい…』
「ンっ、僕とのエッチより風呂がええんか?」
『だって…汗だくだし、宗四郎に抱かれる時は綺麗な躰がいいの…わっ!//』
突然躰がふわっと浮いた…宗四郎にお姫様抱っこされたからだ。
向かう先はお風呂場、なんとなく嫌な予感がした。
「ほな…一緒に入ろや!躰も綺麗になるしエッチもできるし一石二鳥やろ?それに…今日は僕のわがままなーんでも聞いてくれるって約束したしなぁ〜?」
ニヤニヤと見つめてくる宗四郎、その視線は色っぽく熱を孕んでいた…