第10章 夜明けの相模原討伐作戦
カフカsaid
現在、日比野カフカは人生最大のピンチに立たされていた…
「硬っ、2〜3は当たってる筈やねんけどなぁ…」
「ッ…(ニコニコしてる顔しか見たことなかったけどコレが…)
「本気でいかなあかんなぁ」
(怪獣を殺す時の保科副隊長…!)
いつもと違う表情をする保科にカフカは身構えることしかできなかった。
「リミッター解除許可申請」
"了っ!"
「8号は僕が…(解放戦力92%)討伐する…」
保科の瞳がギラリとカフカを射抜いたのであった…
カフカに容赦なく攻撃を仕掛ける保科、カフカは保科の攻撃を避けるので精一杯だ。
カフカはなんとか攻撃をよけながら必死に逃げる方法を考えた。
ここでやられる訳には行かないのだ。
何故なら…
"万が一の時は…逃げて…"
エマとの約束…
"先輩!無茶しないで下さい!"
市川との約束…
"キコル、後は頼んだ!"
キコルに戻ると言ったのだ。
そして…
"どっちがかっけぇ隊員になるか勝負だ!"
ミナとの約束を守る為に…
ここで終わるわけには行かねぇんだ!!!!