• テキストサイズ

キミの隣【保科宗四郎】

第9章 騒がしい1日


『お疲れ様です、あまり遅くまで起きてるのはよくないですよ?日比野さん』

「なっ!///白雪の補佐官!お疲れ様です!」

『最近どう?』

「はい…大変なことも多いし、しんどいことも多いけど…すげぇ楽しいです!だから俺…諦めたくないです!」

日比野さんの頑張りは私もよく知っている。

力を使うことなく、開放戦略が1%のままできつい訓練に参加し夜遅くまで勉強しているのだ。

こんなに努力できる人間はそうそういない。

私が知っている中では日比野さんと彼…宗四郎だけだ。

不思議と昔の宗四郎と日比野さんが重なった…

『日比野さん、努力は必ず実を結びます。だから頑張って、私も応援する』

「なっ///は、はい!//勿論です、白雪補佐官のお言葉で日比野カフカやる気MAXですー!!」

『ふふっ、日比野さんってほんとに面白い…』

日比野さんと話していると不思議と自然に笑えた。

こんな風に自然に笑えるのは宗四郎の前だけなのに…

やっぱりどこか二人が似てるからかな?そんなことを考えていると…

「精が出るな」

「ん?うわっ!保科副隊長!」

「寝るのも仕事やぞ、エマ探したでこんなとこにおったんか」

『見回りの時に偶々彼を見つけまして、"保科副隊長"』

結局今朝のオペレーションルームにいた数名の隊員たち以外には私たちの関係は当分秘密なのだ。

なのに態とこの人は…

怒りも込めてあえて苗字を強調して伝えてやれば…


/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp