第9章 騒がしい1日
ミナの話から始まり、エマへ恋心を抱いている者たちの争いがあり、あの日の晩、男子たちがのぼせたのだ。
その出来事があったばかり…
エマと保科が付き合っていることを公表すれば第3部隊が機能しなくなる可能性があるとミナは判断した。
そんな訳でエマと保科が付き合っていることは第3部隊の中で極秘情報扱いになったのだ。
肩をがっくしと落とす保科、そんな保科を励まそうとする小此木の前に…
『どうかしたの?』
「白雪補佐官!!実は…」
小此木から保科が落ち込んでいる理由を聞かされたエマは小さくため息をつき、保科の元へ近づいた。
『保科副隊長…』
そしてそっと保科の耳元で何かを囁いた。
「ん?なんや…ッ!///ほんまか!?」
『はい、だから落ち込むのはやめて下さい』
「分かった!ン、んっ!ほら皆んな〜仕事や!切り替えるぞぉ!!」
分かりやすくやる気を取り戻した保科、そんな保科を見てエマは再び小さくため息をついたのであった…
そしてその日の夜…