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キミの隣【保科宗四郎】

第8章 素敵な休日


「んぅ〜!やっぱ此処のモンブランが1番美味いわぁ」

美味しそうにモンブランを頬張る宗四郎を見ているとついつい頬が緩んでしまう。

デートする日は必ず立ち寄る喫茶店。

此処のモンブランが宗四郎は1番好きらしい。

落ち着いた雰囲気で、人もそこまで多くなく寛げるので私たちのお気に入りの場所。

少し遠いので休日にしか来れないのだ。

私たちは付き合っていることを伏せているので、基地近くでデートはしない。

それに立川辺りでは私達の顔はそれなりに知られているので落ち着いてデートも出来ないのだ。

そんなこともあり、デートする場所は少し立川から離れることが多い。

「まぁまぁ買い物したなぁ、エマなに買ったん?そろそろ教えてや!」

『ッ!まだ秘密!』

ケチやなぁと言い口を尖らす宗四郎。


こんな所で言えるわけがない…

実は新しい下着を買ったのだ。

ここ最近胸が苦しくて…

一応下着を買う時はサイズを測ってから買うのでお店に行くことが多い。

測って貰えばやはり大きくなっていた。

数枚新しい下着を選びレジへ向かう途中に見つけたのだ…

(これ宗四郎好きそうだな…)

マネキンが着用してる下着は真っ白で薄い紫色で刺繍された可愛らしい下着だった。

服と同様、普段はスポーティーな下着を着けてることが多いので、あまり可愛らしい下着を持ってない。

今日ワンピースを着て褒めてもらえたこともあり、ついその下着も買ってしまったのだ。

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