第6章 出会い
「ほんならお互い頑張らんとな!」
『?』
「僕は刀で戦って、周りに刀でも戦えることを証明する!君は神崎隊長のように強くなる。そんで一緒に戦おや!」
『ッ!…うん、そうだね!』
僕たちは互いに目標に向かって共に鍛錬した。
そして数ヶ月があっという間に過ぎた。
この頃には自分は彼女に好意を抱いていると分かってた。
そやけど、結局想いは伝えることはないまま僕たちは一度別れることとなる。
配属される部隊が決まったんや。
僕は関西の部隊へ…
エマは…
「第1部隊!?めっちゃ凄いやん!」
『大変だと思うけどね…でも頑張る!保科くんも頑張ってね!剣道の交流会楽しみにしてる!』
「またコテンパンにしたるわ!ほなまたな!」
まだ告白するには早いと思った。
今度再会するまでに僕は今よりもさらに強くなる。
彼女に想いを伝えるのはそれからや…
それから一年が過ぎた頃、僕は第3部隊へやってきたんや。
そして再び彼女と再会することになるのであった…