第23章 嫉妬した彼にはご注意を…《番外編》
『んっ!ンンッ…んあっ…』
「はっ…んっ…エマ…」
ギシギシとシートが軋む音と、微かに揺れる車内…
きっと今、人が通れば私たちが車内でなにをしているのかすぐ分かるだろう…
宗四郎の言う通り、自分はこの状況に興奮していた。
『あっ…んあっ、そ、しろ…///』
「エマっ、エマっ…」
ポタポタと額を濡らすのは宗四郎の汗だ。
いつもの余裕な表情はなく、快感に顔を歪ませている宗四郎…
その表情が余計に私を煽った。
宗四郎が自分を求めている…
そう思うだけで胸がいっぱいだった。
そして濃くて甘い時間は終わりを迎える…
『ああっ!んっ、んあっ、そ、しろ//』
「あっ、エマ…一緒にイくで…くっ!」
薄い膜に放たれる宗四郎の熱…
『んっ、はぁ、はぁ…』
「エマ…君は僕のモンや…愛してる」
『私も…愛してる…』