• テキストサイズ

キミの隣【保科宗四郎】

第20章 保科の休日《番外編》


「気ぃ乗らへんわ。スター気取りみたいやん」

「だってスターですもん」

保科の用事は立川防災センターだった。

リニューアルされた防災センターには保科コーナーが作られ、その展示の為に自身のスーツや武器を持ってきたのであった。

「いいから黙って書け…ん?今期の新人隊員だな?」

謎の男にビビりまくるレノたち…

保科の目的は分かったものの、この謎の男だけは謎のままだったからだ。

「僕たちをご存知なんですか…?」

「防衛隊の機関紙でな。OBにも郵送されるんだ」

「え…」

「元第3部隊所属だ。今はこの防災センターで副館長をしている」

「「失礼しました!」」

漸く謎の男の正体を知ったレノ達は慌てて敬礼をする。

「かまわん、直ってよし…この子らは近所の保育園の園児でな…」

「リニューアルの内覧会に招待したわけや…ッ!なんでここに君がおんねん!?」

保科の慌てた声に伊春も視線を向けると…

「ん?…ハッ!///」

伊春の表情が一気に明るくなる。

2人の異変に気づいた他の隊員たちも振り向けばそこにいたのは…

「「白雪補佐官!?」」

『ふふ、お疲れ様』

エマがいたのであった…

/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp