• テキストサイズ

キミの隣【保科宗四郎】

第20章 保科の休日《番外編》


おっ、そろそろええ時間か。

あの人には連絡入れといたし、そろそろ来るはずやねんけど…

約束の場所であの人を待つ。

みんなさんお揃いやん…

おもろなってきたで〜

おっ、来た来た。

「誰にも見られなかっただろうな?」

「どうでしょ?僕地味やし大丈夫では?」

「チッ、ふざけた男だ…っでブツは?」

「ああ、はいはい」

僕は例のアレを渡した…

「確かに…じゃあ俺は先に行く。お前も定刻に来い。例のポイントで落ち合うぞ」

「はぁ…(やっぱ嫌やなぁ)とりあえずアイツらはなんか揉めとるなぁ。取り敢えず僕も向かうか…」

気乗りはせんけど、仕方あらへん…

僕は目的地へと車を走らせた。

アイツらも僕の居場所突き止めるやろ…

「「保科副隊長!!」」

ほらな。言うたやろ?

「見たな?引き渡しの現場…」

「なんで…なんであんなことしたんすか!俺悔しいっすよ!」

なんかおもろそうな勘違いしとるやん…

「やれやれ見られたらしゃーない。君らにも…協力してもらうしかないな」

「そんな…見損ないましたよ。こんなこともうやめて下さい!」

そろそろネタバラシしよかとおもたその時…

ドンッ!と腰あたりに軽い衝撃が走った。

振り向けば…

「えへへ!保科副隊長…」

「うわー!ホンモノだ!/すごーい!」

「副隊長の用事って…」

/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp