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キミの隣【保科宗四郎】
第14章 立川基地襲撃
武器庫に着き、すぐに宗四郎の元へと向かおうとするも…
『ッこれ…』
「白雪、お前も向き合え」
隊長から託されたものに私は息を呑んだ。
久しぶりの自身の専用武器…
あの日以来、避けてたものだ。
「保科は命をかけて全力でこの基地を守っている。自身の力を信じて…お前も自身の力を信じろ」
隊長の瞳が力強く光った。
そうだ、私も強くなるんだ…
強くならなくちゃ…
隊長の手から専用武器を取り私は深呼吸をした…
『隊長、援護をお願いします』
「ああ、頼むぞ白雪」
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