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キミの隣【保科宗四郎】

第14章 立川基地襲撃


『えっ!?立川基地が…?すぐ戻ります!!隊長!』

「行くぞ、エマ」

私たちは立川基地へと急いで向かった…

小此木ちゃんからの連絡で立川基地が怪獣たちに襲撃されていると連絡が入った。

そして宗四郎が大怪獣レベルであろう本獣と戦闘中とのこと…

嫌な胸騒ぎがした…

宗四郎…お願い無事でいて…

不安で胸がいっぱいになった。

宗四郎は強い、それは分かってる。

だけど…

「白雪、お前が1番保科の力を分かっているはずだろ?お前が信じないでどうする」

隊長の言葉が胸に刺さった。

そうだ、私が1番知っている。

宗四郎がどれだけ強いか、彼がどれだけ努力を重ねてきたのかを…

私が信じないでどうするんだ!!!

『ッ!そうですね、彼なら…宗四郎なら大丈夫です!私たちも急ぎましょう!』

宗四郎が待ってる、彼なら必ず立川基地を守ってくれている。

「フッ…行くぞ…」

先ほどまで不安げだったエマの顔はどこへ行ったのやら…

凛とした表情となったエマにミナは数年前のことを思い出したのであった…

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