第13章 慰労会
『ッ!宗四郎…待って…』
「無理や、はよ君のこと抱きたい…」
『んっ//…ちょっ…』
無事慰労会は終わり、私たちは家へと帰ってきた。
シャワーを浴びるや否や、髪をドライヤーする私の後ろに宗四郎はピッタリとくっついて頸あたりに何度もキスを落とす…
待ったをかけるも全然話を聞いてくれない宗四郎、私のお腹に回されていた片手は上に、もう片方は下へと移動した。
胸をTシャツ越しからやわやわと揉まれ、太ももは厭らしく撫で上げられる…
そして頸を優しく吸われる…
そんなことされたら躰はすぐに彼を求める。
鏡に写る私の顔は完全に女の顔となっていた…
そして鏡越しに宗四郎と目が合い、視線をそらそうとすれば…
『ッ!んっ//』
「こーら、そらさんで…ちゃんと見ててや。僕のこと…」
そっと顎を持たれ前を向かされる。
開眼した宗四郎の瞳は熱を持ってて、色っぽい。
その瞳に見つめられれば完全に落ちてしまう…
大人しくなった私を見て宗四郎はふっと笑う。
その表情さえ妖艶に見えて私を興奮させた…
「僕の前で他の男と仲良ぅ喋ってる姿見せられたら妬いてまうやん…君は僕のんやろ?」
ああ、今日は寝れない…
私の予想は勿論的中、夜が明けるまで宗四郎に愛されたのであった。