第11章 デザートは別腹
『あっ、ンん…んぁ…』
「君は誰のモノや?」
『そ、しろうのモノ…ふっ、ンンっ!』
「正解…ええ子や…」
そう質問する宗四郎の指は休むことなく私の秘部を愛撫し、彼の唇は私の耳に齧り付き、時折り舌を耳の中へと侵入させていた。
くちゅくちゅっと厭らしい水音がダイレクトに頭に響きわたり、その音から逃げようと身をよじろうとしても後ろから抱き締められている為身動きを取ることすら許されない。
『ンんっ!…あっ、ぁあ…』
「逃げたらあかんで?ほら、ここ好きやろ?」
宗四郎の指が秘芽を軽く弾いた瞬間あまりの快感に全身に電流が走った…
『ッ!ふっ、んぁあっ!、やっ、だめっ…ああっ…」
「あかんやないやろ?ほら、めっちゃ濡れてきた…」
少し強引な宗四郎に興奮してしまう自分…
散々昨日も抱かれたのに躰は彼が欲しいと疼き始める…
「エマ…ベッド行こか…?」
宗四郎の提案に私は頷いた。
それはこれから先のことを了承したということ。
私が頷けば嬉しそうに微笑む宗四郎、そして再びお姫様抱っこをされて私たちは寝室へと向かったのであった…
甘く、激しい情事は夜明けまで続いた。