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凜恋心 ♢ 転生編 ♢

第3章 battle3…愛しき夢


雅が天界に連れていかれてまだ一週間という頃、三蔵の苛々も大分落ち着いてきているようにも見えてきた。

「そろそろ着きますよ?」
「やっとだぁぁぁぁ」
「たばこぉぉぉぉ」
「うるせえよ」
「三蔵も切れてんだろ?」
「あぁ……」
「全く…買い出しの時にちゃんと買わないからですよ? 」
「…だって……なぁ」
「悟浄も三蔵も雅に頼りっぱなしだったからだろ?」
「うるせえ、悟空」
「まぁ、事実ですけどね?」

そう言われながらも街に着いた。とにかく食事と買い出し、宿と、決めるものはたくさんある。食事を第一に探していた。

「どこでもいいーーーー!!うまい飯ーーーー!」
「道端で騒ぐな!」
「まぁまぁ、行きますよ?」

そういって悟空の後を着いていく一行。しかし、そんなとき、一つの露店で三蔵の足は止まる。
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