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凜恋心 ♢ 転生編 ♢

第7章 battle6…填心


どんどんと進んでいるはずなのに一向に雅の姿はとらえることは出来ず、それどころか相手の妖怪の数ばかりが増えてくる。

「へへへ!!三蔵一行!!!」

ガゥン…ッッッ!!!!

「い……いけぇぇぇ」
「三蔵相変わらず…不機嫌だなぁ…」
「まぁ、これだけ離れていたのも初めての事ですし……」
「そういや、そうだな…」
「おい、何してる、さっさとてめえらも動け…」
「人使い荒いしよ……」

ガウガウン…ッッ!!

「あっぶね!今かすったぞ!!」
「何か言ったか、赤河童」
「…くっそ、この坊主……自分の銃の腕がどれ程いいと思ってんだ!てめえ!!」
「あいにく、良い方だとは思ってるが最近調子がでなくてな。貴様の頭がどうもぶち抜けん」
「……殺す気かよ…マジで」
「なぁなぁ、腹減ったぁ」
「うるせえ小猿」
「だってよぅ!!!!」
「まぁまぁ、この方達にお引き取りいただいたらご飯にでもしますか」
「マジ?!うっしゃ!!」

そうして妖怪をなぎ倒す。倒していく妖怪が三蔵の足元に来るとにっと笑っていた。

「三蔵法師がアクセサリーかよ…イケメンってか?クソだっせ『ガウンッ!』……」
「あぁあ、三蔵の地雷踏んだな…アイツ」
「雅のリング、バカにされるとめっちゃ怒るよな、三蔵」
「自分が作ったし?」
「まぁ、今となってはそれ、あんまり関係ないと思いますが……」
「全員まとめて、死ね」
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