第10章 年上幼馴染は絶倫✿保科宗四郎✿裏
髪や身体を洗い終わってお湯に浸かると、宗四郎くんが後ろに入ってきて、脇腹を滑らせながら回ってきた手にビクッと身体を震わせる。
「敏感なっとるねぇ……ぐちゃぐちゃにしたろか?」
「ひっ…!」
低く囁き熱い吐息が耳にかかる。
お腹をグッと引き寄せられて腰があたると切なく湿った声が鼓膜を震わせた。
こんなん、おかしなってまう…だって宗四郎くんあんな、ちょっとえっちなことしてくるだけやったやないか……。
「もう何年も我慢してきたからええやんな…今夜抱かしてもらう。」
「うへっ!?だっ、だだ…ひぃいいっ!」
「くっ…ふはははっ!だーはっはっはっ!あかんてもう…反応可愛過ぎて我慢出来んかった…くくっ…。」
低く甘い声で囁いて耳に息を吹きかけられれば、耳を押さえて振り向き睨むことしか出来ない。
笑いが治まり真面目な顔になると、頬に手を添えて引き寄せられるように唇を重ねた。
お互いの熱が溶け合って、もうどちらが熱いのかわからない。いや、どっちもだろうか。
「ほんで、ええんやろ?……大人しく僕に愛されて。」
離れて自由になった唇で答えることが出来ずにただ黙って見つめていると、頬に添えていた手が滑り落ちて膨らみを優しく包み込む。
宗四郎くんの雰囲気あかん!なんなんこれ!
何も喋ることは出来ないのに、心臓がうるさい。
このままだと雰囲気に飲まれて逆上せそうだったので、耳を舐めて上がろ…と囁く。
「っ、はよ僕に抱かれたい?」
この声、おかしなる…。
「宗四郎くん、意地悪せんで……んっ…。」
何度も聞いてくるのでそう言って耳を舐めると、膨らみを包んでいた指が突起を弾いた。
「ほな、上がろか。」
「ん……ひゃあっ!?」
私を支えながら立ち上がった彼が、割れ目に指を押し込んで陰核を撫で上げた。
「ふはははっ、ええ反応!楽しみやわぁ…。」
意地悪く歪んだ顔がやけに妖艶に見えた。