• テキストサイズ

魅惑の恋【保科宗四郎多めごちゃ混ぜ短編集】

第8章 年下幼馴染はご乱心✿保科宗四郎✿


「好きに生き?いきなりわけわからんこと言いよって…ええよ、ならそうさせてもらうわ……。」


「っ!?ばっ…こっ……いっ!……下手ならすんなや、ボケ!!」


彼の両頬を掴んで無理やり唇を押し付け舌を絡ませていると、歯がガチッ!とあたった。


「宗四郎くんが動くからやん!黙っといて!」


「やめっ…なんで僕にすんのや!誰でもええなら他としとったらええやろ!」


「うっ…嫌や!!宗四郎くんやないとあかんの!」


「好きな男くらいおるやろ!僕、君の上官やねんぞ!それ以上したら、接近禁止命令出すぞ!」


「やめてや、そないなことせんといて!やっと宗四郎くんのとこ来れたんやから、一緒におってよ!!」


またキスをするとまた怒られて突き飛ばされた為、尻もちをつきながら睨んで言い返すと、結局喧嘩になってしまった。

ここまで宗四郎くんに言い返したことなんて初めてで…誰でもいいとか好きな男とか言われて頭に血が上ってしまう。


ここまで言ったんやから、気付いてや…宗四郎くんやないとあかんの、宗四郎くんがええの。


「ほんならもうこないなことするな!」


「なんで!?なんでしたらあかんの…彼女でもおるん…。」


「そうやな!おるわ!やから、君とはこないなこと出来へん。」

/ 335ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp