第6章 私の旦那様✿保科宗四郎✿裏
「そろそろ挿れるで…。」
先を膣口に宛てがいゆっくり、私の反応を見ながら沈めてくる。
痛ない?大丈夫か?と何度も聞きながら…。
本当にゆっくり私の顔を見つめながら何度も聞かれるので、痛みはあまり感じずに彼の全てを受け入れることが出来た。
「やばい…めっちゃ締め付けられるし…すぐ出てまいそ……はぁ、ちょっとこのままでいよな…。」
苦しそうに吐息を吐きながら自身を落ち着かせるように私を抱き竦めてくる。
そして未だに痛ない?と聞いてくるので、ふふっと笑ってしまった。
「なにぃ?」
「優しいんですね…本当にそんな痛くないし、幸せです…好きな人とこんな風に繋がれてるのが…。」
「ほんならよかったわ…僕も幸せやし……好きや…。」
嬉しすぎて涙が出てきた。
例え好きという言葉が嘘だとしても、言ってもらえたのがすごく嬉しかった。
今度は泣くん?と優しく笑われて、えへへっと涙を拭って笑顔を見せる。
もう我慢出来へんから動いてええ?と起き上がり、グッグッと優しく奥に押し付けてくる。
好きなように動いてくださいと言えば、ゆっくり先まで引き抜いてまたゆっくり奥に沈める。
彼のモノが私のナカで動く度に、私の口からは甘い声が漏れた。
「っ…初めてでそんな、感じて、くれるんっ?ほんま、嬉しいわあっ…!」
恍惚とした表情を浮かべ私を見下ろしながら、抽挿をゆっくり速めていく。
可愛ええ、ほんま可愛ええ、好きやと何度も囁きながら、汗を浮かべ瞳を露わにし舌舐りをしながら私を見下ろして、ぱちゅぱちゅと卑猥な音を響かせる。
気持ちいい……初めては相当痛いと聞いていたんだけど…宗四郎も初めてなのにそんなに上手いのか?
「もうイってまうっ…!このまま出してええっ?ナカに、出してえっ?……あかんっ!もう出るっ!…っ……んっ、はあっ…。」
「そ、しろっ…!あっ、だしてっ!ナカにっ…!んんっ!!」
一緒に果て、私の最奥に吐き出される感覚がした。
彼はぐったりと私の上に覆い被さり、2人で荒い呼吸を繰り返す。
そうしていると、また私のナカで大きくなる彼を感じた。
「あかん、ほんまにごめん…このまま2回目してえ?」
私の頭を撫でながら目を見て懇願するように眉を下げる。
コクコクと頷くと嬉しそうに笑いありがとうと言った。