• テキストサイズ

魅惑の恋【保科宗四郎多めごちゃ混ぜ短編集】

第33章 11月21日。✿保科宗四郎✿裏


副隊長の肩を押して唇を重ねる。勢いをつけすぎてぶつかった唇が痛かったけど、そのまま舌を絡めた。副隊長は倒れて、覆い被さりながら荒々しく絡める。自分からキスをしたことがないから、どんな風にしたらいいのかわからない。

唾液が副隊長の口内に流れていく。ゴクッと飲み込む音が聞こえた。そして、副隊長の舌が動き出す。絡めて解けて、上顎を擽る。主導権はもう私ではなかった。

ゆっくりと舌が離れて、糸が引く。荒い呼吸を繰り返しながら、熱を孕んだ副隊長の瞳と視線が交わる。

「ふく、たいちょ…私も、すきです…」

少し驚いた顔をして、すぐに柔らかく微笑む。

「ほな、宗四郎呼んでや」

副隊長が起き上がり、腰を抱かれたまま膝に座る。「はよ」と催促されるが、なかなか呼べなかった。目の前の赤紫からのがれるように目を泳がせる。

隊服のファスナーに指がかかり、ゆっくり下げられていく。胸や股の部分を通る指に、心臓がうるさくなる。

肩から下ろされ、シャツに指がかかった。ゆっくり捲られていく。恥ずかしいのに、止めることは出来なかった。その為にここに来たのだから。

「そ、宗四郎…さん…」

「ん、えっちしよか」

頷くと抱えられて、リビングから出た。
/ 340ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp