第30章 嫌い…だと思っていた✿保科宗四郎✿裏
もどかしく触れる指や唇にピクピクと反応していると、見上げてきて鼻で笑った。
「昨日触られて、可愛ええ身体なっとるやん」
そんな風に触られたら誰だって同じ反応をするだろう。ほら…と茂みを撫でて割れ目の中を撫で上げる。濡れとるでとその指を見せてきて片方の口角を上げて笑った。
ベッドからずり落ちて肘をつくと、片手で私の秘部を広げてじっと見る。恥ずかしすぎてもう無理…指先を少しナカに浅いところをくちゅくちゅと刺激され、ピクピクと腰を揺らした。
「ナカも気持ちええん?まだ痛いんとちゃう?」
入り口は少しヒリヒリするけど、それよりも優しく刺激されるのが気持ちよくて、声が出そうになる。そのままゆっくりと押し込んできて、ココだと言わんばかりに少し奥の同じところばかりを攻めてくる。
「ひゃ!?まっ、汚い…んっ、あっ…宗四郎さん…」
いきなり陰核に舌を這わせられて、大きく反応する。宗四郎さんが私の舐めてる…嬉しいのか申し訳ないのかよくわからない。ただただ気持ちいい。両方同時に刺激されて、何もかもどうでもよくなる。
いつの間にか指が増やされ、刺激は止むことなく私を攻め立てる。上り詰めた快感が一気に弾けた。ビクンビクンと腰を揺らし、ゆっくり顔を離して元の位置に戻った宗四郎さんを見つめた。
「なぁ…僕も、あかん?痛いやろうけど、挿れてええ…?」
気付けば宗四郎さんは自身を露わにしていて、私の腰を支えながら聞いてくる。ベッドに膝をつき、宗四郎さんの肩に手を置いた。ありがとうと言いながら私の腰を沈めていく。やっぱり、指とは比べ物にならない。
奥まで入ると動き出した宗四郎さんに抱きついて、与えられる快感に耐える。昨日は痛いだけだったのに…どうしよう、気持ちいい。