第20章 練習やで?✿保科宗四郎✿裏
「練習せぇへん?」
練習?まだ内容もよくわかっていないのに練習だなんて…そんな風に思っていると、このまま私の家に行って私の服を着るらしい。ワンピースを着させて欲しいと言われる。もしかして副隊長…意外と乗り気?
言われた通りに家に連れていき、クローゼットを漁る。白いロングの物があったのでこれでいいだろうと持ち出し、リビングで待っている副隊長の元へ急いだ。
リビングに戻ると、これ着てと副隊長の正装隊服を渡される。
「あ、やっぱ待って。シャワー浴びさせて。君も浴びや」
何故シャワーを浴びてから?よくわからないが了承し、浴室へと案内する。下着も借してと言われて、一度履いた物はどうかと思い新品の物を出してきて渡そうとしたが、見られるのが恥ずかしくなり、背中に隠しながら戻る。
本当に下着も必要なのかと問いかけて、どうにかみせずに済む方法を探した。が、そんなのはなく、借してと言われた。大人しく下着を渡すとブラは?と聞かれてえ?と返してしまう。ええから早くと言われて持ってくるから入っててくれと言ってまたクローゼットに向かった。
何故ブラも必要なんだ、ウェディングドレスを着るにはブライダルインナーを着るはず…もうどうにでもなれ!とランドリーワゴンに半ば投げ捨てるようにブラを入れた。