第15章 桜の木の下で✿保科宗四郎✿裏
ロッカーに置いたままの私服に着替えて急いで入り口へ向かった。
先に着替えて待っていた副隊長は私の手を引き物陰につれていく。
「言うこと聞けないん?パンツはそのままや言うたやろ。」
ベルトを外しズボンと下着を引っ張られ、中を覗かれる。
さすがにお花見をあのままでするのは嫌でパンツを変えてきたらバレてしまった。
「ひゃっ!?」
「っるさいわ、声出すな。」
いきなりお尻を出され突き出すようにされるとまた副隊長が入ってくる。
早く行かなければいけないのでは…?
奥を激しく突いて腰をぎちっと強く掴まれる。
「あっ、や…いたっ…!あんっ!んんっ、むっ…。」
「声出すな言うとるやろ。犯されて善がんなや、尻軽が。」
口どころか鼻まで押さえられて息が出来ない。
腰を激しく打ち付け続けた彼は早々に達した。
欲は……私のナカに吐き出された。
「はぁ、はぁ…今度こそ、そのまんまやで。後でアフピル飲みや。」
初めてナカに出された…私がアフピルを飲まなかったらどうするつもりなのだろう。
下を向いたままぽろぽろと床に零れていく雫を気付かれないように拭う。
大切にされたい…だけど、想いを伝えてしまえば、この関係も崩れてしまうだろう。
それが嫌で前に進むことが出来ない。
「おい、泣くな言うたやろ。泣いたから、お仕置や。」
「いっ!?うっ…。」
お尻に痛みが走り、噛まれたのだとわかった。
ツゥ…と何かが肌を伝っていく。
「血ぃ出てもうたな。」
舐め上げてぢゅっと何度か吸ってから服を戻された。
今、私の血を…?
何かあっても知りませんからね。
今度こそ、お花見の場所へと向かった。