第14章 寵愛と溺愛✿保科宗四郎+α✿裏
無理ですと首を振り手を離そうとするが、全然離してくれないので、殴ろうかと思った。
「鳴海隊長、ごめんなさい。私は保科宗四郎が好きなんです。もう、ご自身で出来ることをさせないでください。」
「じゃあゲームをやろう。お前とボクはゲーム仲間だ、それでいいだろう?」
これ以上隠し事はしたくないと首を振る。
「ボクはお前の弱みを握ってるのだが?」
まだ宗四郎さんにセフレのことを言うつもりなのか…。
しょうがない、鳴海隊長にバラされる前に自分から話そう。
私の口からちゃんと言いたい。
「美影、しよう。」
完全に勃ち上がった自身を握らせて扱くように動かされる。
コレが宗四郎さんのモノだったら喜んで奉仕する。
「無理です。もうこういうことさせないでください。えっちもしませんから!」
無理やり手を振り払い、隊長の家を後にした。
宗四郎さんに会いたい…でも、こんなびしょびしょじゃ電車にも乗れない。
握らされていた方の袖を見つめる。
袖くらいなら脱げばいけるかな。